土壁塗り

d0053605_18173149.jpg12月にあえなく断念した土壁塗り、凍る心配もなくなったので、いよいよです。
荒壁塗りなので、左官屋さんでなくても大丈夫ということで、塗れる大工さん、設計のO君、総動員です。多摩美の学生の女の子も朝5時起きで駆け付けてくれました。
まずは、寝かせていた土を、練り直します。
家の旦那は、ちょうど忙しい時期で、一日目は休めず、午前中ちょっとしか参加できないので、
前もって、一回練ってはいたのですが・・・・。

d0053605_1831346.jpg新しい藁を足して、水を加え、耕耘機で練った後、手でさらに練ります。
凍ってはいないとは言え、冷たい土に、躊躇なく素足で入って行く彼等には、頭が下がります。写真の彼は、我が家の棟梁ですが、一日中、この中で練っていました!
藁が足りなくなり、急遽、調達。
短く切る仕事は、私の仕事となりました。
遠くに写っている、藁を10時から、5時まで藁きりで切り続けました。
まずは、内側から塗り始めました。

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10時、3時、お昼、職人さんモードで、仕事が進んでいきます。これって、大切な時間割りだ!!
お昼には、味噌汁を用意しました。
彼等は、皆、30代くらいの若い職人さんですが、
こういう伝統工法の家を建てようというだけあって、みんな、勉強してるし、イイ仕事します。
なにより、仕事が好きで真面目に取り組むな姿は、清々しいです。
夜、旦那が、若い助っ人を連れて帰るので、私は、少し早めに帰りました。

d0053605_18585082.jpg2日目は、
旦那が連れて来た彼と、3人で現場に。
彼は、土練りして、バケツに土を入れ、運ぶ仕事を一手に引き受けて、良く働いてくれました。
壁塗りと言うと、コテで土を壁に塗り込む場面ばかり思い浮かべてしまうのですが、
実は、土をいい具合に練るのが、大変な作業なんです。
運ばれた土を、舟に入れて、才取棒(さいとりぼう)で練りそれをすくって、塗り手に渡す。
私は、旦那に付いて、もっぱら、その役でした。
胸の筋肉が筋肉痛です!!
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d0053605_19434290.jpg2日の予定でしたが、結局、3日かかりました。3日目は、人数が少なかったけど、旦那のお父さんも手伝いに来てくれました。
日暮れには何とか、塗り終え、ビールで打ち上げました。
この日は、外の塗ったあとの端の部分の修正や、柱に付いた土を拭いていたので、足場からの写真も撮れました。
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d0053605_19494432.jpgほぼ、塗り終えた頃。もう、日が暮れようとしています。
家らしくなりました。壁の色は、乾くともう少し白っぽくなるでしょう。
自分の仕事に愛情と誇りを持って働く人たちと一緒に働いて、
身体は、かなりきしんでいるものの、有意義な3日でした。
彼等が作る家を選んで、ほんとによかった。
by madokae | 2006-03-09 20:00 | 伝統工法の家づくり


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