カテゴリ:伝統工法の家づくり( 40 )

大分、家らしくなってきました。

d0053605_1826492.jpg玄関の建て具が入りました。
他はサッシだけど、玄関だけは、贅沢して建て具を入れました。
杉です。格子もデザインして、お願いしました。
庭が、純和風ではないので、この引き戸とどう調和を取るかが、課題ですね。
左側に、玄関灯のコードが出ていますが、
ここに、つけるライトのデザインを、純和風にしないで、
ちょっと、手作り風で可愛い感じの物をつける予定。
d0053605_18322680.jpgキッチンも発注していたステンレスの流し、食洗機、ガス台、換気扇がつきました。
流しの高さは、普通より高いです。
腰の状態が悪いので、あまり、かがまないですむように。
ただし、高くすると、ガス台が使いにくくなるかも、まあ、慣れてしまえばいいかな。
薄緑色の石こうボードの部分が、問題のタイル。
忙しくて、なかなか、タイル作りの作業が進みません。やはり、入居後の仕事になるのは必至。
この日は、大工さんはお休み、旦那と残っていたところの壁塗りに行きました。
⇩大黒柱の横、階段下部分の棚の部分。


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d0053605_18441492.jpg吹抜け上のガラスとキッチンのガラスは、
最初、型ガラスが入っていました。
変更して、透明なガラスにし、
玄関横の窓はサッシだったものをはめ殺しのガラスに、変更してもらいました。
せっかく広い土地の中に建っているので、もう少し、外が見えた方がいいものね。
玄関脇からは、額縁のように、庭が見えるようになります。
よく、家の中から見える景色を考えて、木などを植える予定です。

d0053605_18442913.jpg中から見上げると、屋根の構造体が見えるようになり、気持ちよいです。
d0053605_19335419.jpg洗面台も入りました。
ネットで検索して、輸入品が安く手に入りました。
左側には、今、使っている、ドラム式洗濯機が入ります。

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玄関を出たところに、土筆が沢山、出ていました。
これは、スギナが多いということで、草むしりが大変なことの前兆だ!
でも、土筆は、取りあえず歓迎して、収穫。
ハカマをとりのぞき、さっと茹でて灰汁抜きして、甘辛いつくだ煮にしました。
by madokae | 2006-03-26 18:57 | 伝統工法の家づくり

土壁塗り

d0053605_18173149.jpg12月にあえなく断念した土壁塗り、凍る心配もなくなったので、いよいよです。
荒壁塗りなので、左官屋さんでなくても大丈夫ということで、塗れる大工さん、設計のO君、総動員です。多摩美の学生の女の子も朝5時起きで駆け付けてくれました。
まずは、寝かせていた土を、練り直します。
家の旦那は、ちょうど忙しい時期で、一日目は休めず、午前中ちょっとしか参加できないので、
前もって、一回練ってはいたのですが・・・・。

d0053605_1831346.jpg新しい藁を足して、水を加え、耕耘機で練った後、手でさらに練ります。
凍ってはいないとは言え、冷たい土に、躊躇なく素足で入って行く彼等には、頭が下がります。写真の彼は、我が家の棟梁ですが、一日中、この中で練っていました!
藁が足りなくなり、急遽、調達。
短く切る仕事は、私の仕事となりました。
遠くに写っている、藁を10時から、5時まで藁きりで切り続けました。
まずは、内側から塗り始めました。

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10時、3時、お昼、職人さんモードで、仕事が進んでいきます。これって、大切な時間割りだ!!
お昼には、味噌汁を用意しました。
彼等は、皆、30代くらいの若い職人さんですが、
こういう伝統工法の家を建てようというだけあって、みんな、勉強してるし、イイ仕事します。
なにより、仕事が好きで真面目に取り組むな姿は、清々しいです。
夜、旦那が、若い助っ人を連れて帰るので、私は、少し早めに帰りました。

d0053605_18585082.jpg2日目は、
旦那が連れて来た彼と、3人で現場に。
彼は、土練りして、バケツに土を入れ、運ぶ仕事を一手に引き受けて、良く働いてくれました。
壁塗りと言うと、コテで土を壁に塗り込む場面ばかり思い浮かべてしまうのですが、
実は、土をいい具合に練るのが、大変な作業なんです。
運ばれた土を、舟に入れて、才取棒(さいとりぼう)で練りそれをすくって、塗り手に渡す。
私は、旦那に付いて、もっぱら、その役でした。
胸の筋肉が筋肉痛です!!
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d0053605_19434290.jpg2日の予定でしたが、結局、3日かかりました。3日目は、人数が少なかったけど、旦那のお父さんも手伝いに来てくれました。
日暮れには何とか、塗り終え、ビールで打ち上げました。
この日は、外の塗ったあとの端の部分の修正や、柱に付いた土を拭いていたので、足場からの写真も撮れました。
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d0053605_19494432.jpgほぼ、塗り終えた頃。もう、日が暮れようとしています。
家らしくなりました。壁の色は、乾くともう少し白っぽくなるでしょう。
自分の仕事に愛情と誇りを持って働く人たちと一緒に働いて、
身体は、かなりきしんでいるものの、有意義な3日でした。
彼等が作る家を選んで、ほんとによかった。
by madokae | 2006-03-09 20:00 | 伝統工法の家づくり

3月5日

3月5日、日曜日、明日は、待ちに待った壁塗りです。
現場に行くと、壁塗りの前に間に合わせる為に、電気屋さんが、1人で仕事していました。
電気屋さんも、水道屋さんも、いつもは、普通の家の建築に携わっているわけです。
こう言った変った家の仕事は、面倒なだけで、お金にはならないでしょうに、
面白さや興味が先で、仕事をしてくれているみたいです。
電気の配線は、こういった家の場合、むき出しになるのですが、
我が家の場合、壁塗りが後になったので、
ある程度、埋め込むことができるので、前日に来て、仕事を完了してくれました。
なかなか、イイ仕事をしてます。


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これは、吹き抜けから見える、2階の壁に付けた、小窓です。
旦那が、古い障子から作りました。
障子紙を貼る予定。

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お風呂もタイル、浴槽が入っていました。
タイルの上は、壁ではなく、木を貼ります。
ごくごく、シンプルなつくりです。




壁塗りの様子は、別にアップしてます!
by madokae | 2006-03-09 18:13 | 伝統工法の家づくり

陶板作り

d0053605_15354451.jpgキッチンの流し前のタイルとして、陶板を作ってます。
画像は、試し焼き分で、思い付くまま、柄もいろいろ描いてみました。
実は、当初は、ガス台の前部分にちょこっと言う感じだったのですが、
流しの前も貼った方がいいと言うことになり、
かなりの数が、必要になってしまいました。
どんな絵付けにするか、未だに悩んでいます。

d0053605_1542542.jpgなんせ、いろいろ手作りするとは言え、陶芸は、素人ですから、想像以上に大変なことに・・・・。
「とうや」の陶芸教室に手伝いに来ている、友人Yさんの指導の元、四苦八苦。
とうやには、粘土を平らに伸ばすローラーがあるので、お店が休みの時に、粘土を伸ばしに行き、車でソ〜ッと運びました。
それを、家でサイズに切り取りました。50枚位できました。
でも、残りは、家のアトリエで、粘土を練り、蕎麦打ちの麺棒で、伸ばしてカットの作業をくり返し、150枚位出来たかな?(失敗分を含んでいます)
もちろん、旦那も動員してます。

d0053605_15514791.jpg一気に作って、今、乾燥中です。
陶芸家ではないので、干す為の板も足りなくなったり、てんやわんや。
アトリエの屋根裏の空間に上げたりするのも、私1人ではできない。
反らないように乾燥させたら、素焼き。
これは、立て掛けてまとめて、焼けるので、我が家の窯でも焼けそうです。
その後の、本焼きをどうするかと、あれこれ案がでましたが、
結局、とうやの先生の好意に甘えて、窯を貸してもらうことになりそうです・・・。
いやはや、見切り出発の私、どうなることやら。
by madokae | 2006-02-27 15:59 | 伝統工法の家づくり

久し振りのアップですが

d0053605_153522.jpg何かと、決めごとが多く、アップが遅れてしまいましたが、階段がつきました。
1週間以上前の画像です。
階段の木は、楢(オーク)です。これは、旦那が、テーブルなどを作ろうとストックしていた板を使ってもらいました。
以前、福島までトラックで行って、丸太を買い、その場でスライスして持って来て、ずっと、家の脇に積んで乾燥してあったものです。
材木の価格って、輸送費、加工費などが大きい。丸太で買うのと、一枚板を買うのと、そんなに変りない価格なんです。
但し、丸太は、挽いてみないと、どんな具合の板になるかは、未知なんですが・・・。
d0053605_15122831.jpgテーブル用にスライスしてあったので、階段には、もったいないくらいの厚さです。ちょっと、贅沢かなあ。
この階段の下の仕様には、二転三転しました。
始めは、物入れとして、変型の押し入れの予定でしたが、デザイン的にも施行的にも無理な感じで、結局、和室側は、明けはなし可能な板戸、洗面所側は、開け放して、後から収納場所として工夫することとなりました。

d0053605_1520722.jpg建て具も悩みながらも大体、決まりました。
玄関だけは、サッシはいやなので、杉の引き戸を奮発。
障子なども、桟の数から、指定してつくってもらいます。でも、障子紙は、自分達で貼ることで、経費節減。
和室の襖は、着物柄でおなじみの露芝の総柄、白地に薄鼠色で、上品に。
洋室側は、壁の色が、濃い鼠色なので、灰桜色の無地の和紙で柔らかさを。
by madokae | 2006-02-27 15:30 | 伝統工法の家づくり

大分、家らしくなったかな?

d0053605_1334355.jpg昨日の画像です。日曜日なので、職人さんは、お休み。
壁がないので、いつまでも、スカスカ状態ですが、
サッシが入ったので、少し、家らしくなった気がします。
手前の杭から、家の土地。庭が広くて、うれしいけど、
0からの出発なので、イメージが漠然として、なかなか、難航しそう。
前に畑のスペースをとり、境に樹を植えて庭のスペースを確保する予定。
細長い土地なので、家の右側には、車が奥まで入る道のスペースも必要です。


d0053605_1341146.jpg現在、家の内装の工事中。細部の決めごとが多くて、忙しいです。
システムキッチンを付けないので、流しのサイズから、決めて行かなくてはなりません。
洗面台、照明器具、ガスコンロ、オーブン(絶対、大きな物が必要)、
食器洗い機(これは、自分の中でも賛否両論でしたが、悩んで付けることに)は、
ネットで、安いものを調べて、自分で手配しなくてはなりません。
やってみると、結構、面倒な作業なんです。
ただし、黙って、水道、電気、ガスやさんに注文するよりは、かなり、格安。

障子の桟、玄関の戸(ここだけは、サッシでなく、指物にしました)のデザインまで、ある程度(予算があるから)決めることが出来ると言われれば、
やはり、それなりに考えたいので、旦那と相談したり、キッチンのタイルのサイズも決めなければいけないし、

そうこうしている間に、家具の配置なども、考えなくてはならないし、今の家より、狭くなるので、どうしよう〜?!
かなり、工夫が必要です。
家の造りが主張するので、希望は、すっきり空間を開けたいのですが、現実問題として、生活するのに不具合も避けたいし。
美的感覚と生活、その狭間で、おおいに悩む!
by madokae | 2006-01-30 13:57 | 伝統工法の家づくり

床が張られました。

d0053605_15265580.jpg昨年中に壁は塗れなかったものの、その後の工事は、年明けから始まっています。
この、大きな大黒柱は、材木屋さんの好意で入れてもらった、吉野杉です。
これでも、間伐材だそうですが。
普通の家より、全体的に柱は太いので、工事が進むにつれ、
やっぱし、狭い・・という感。
ただ、迫力は、ありますねえ。
先日、極小住宅建築のTV番組で、狭さ、広さと言うのは、
実際の長さや面積より、人間の感じ方に左右されるそうです。
この迫力と、吹き抜けの空間が、狭さを感じさせないものになるといいですけど。

d0053605_15325354.jpgこちらは、1階のキッチンとリビングの東側。
奥には、玄関が見えています。玄関、入ってすぐ部屋。
玄関は、もう少し広くしたかったけど、予算上、無理でした。
普通の家のように、簡単に広げられないのです。
広げるとなると、家全体の構造体が関係し、材木の長さが変れば、
値段が違ってくるわけ。


d0053605_15392618.jpgキッチン側から見た、洗面所、風呂、トイレ。ここも、今よりは狭くなるのです。
狭い狭いばっかりですが、不満ではないのです。
ただ、物の多い我が家、どう、納めるか頭のいたいところ。
ただ、これを機に、身辺を今一度、整理しようと思っているのです。
そうはいっても、捨てられないのが、悩みの種なんですけど。

d0053605_15475359.jpg2階です。正面は2階のトイレです。
屋根の勾配があるので、不思議な空間です。
天窓もついているし。狭いながら、落ち着くかも。

d0053605_15491251.jpgこれは、2階から見た、大黒柱。両脇は、壁や、建て具が入る予定です。
手前が寝室になり、奥は、オープンなスペース。
といっても、物置き状態になりそう。
by madokae | 2006-01-20 16:00 | 伝統工法の家づくり

土壁塗り

d0053605_19344020.jpg12月12日には、旦那が、休日返上して作った木小舞いが、全部はいりました。
昔は、竹を編んで作ったものですが、木の薄い板を格子状にして作りました。
これに、壁土を塗り込んでいく訳です。
でも、格子から光が差して、今の状態もなかなか、美しい。
d0053605_19403394.jpg屋根に、天窓も付きました。後は、壁を塗るばかりとなりました。
しかし、折からの寒波で、例年より寒い日が続いているので、塗った壁が凍る危険が・・・。
試しに、一部分塗って、一晩様子を見ることになりました。
d0053605_1944214.jpg次の日、大丈夫そうだということで、12月14日、いよいよ、壁塗り決行の知らせが入り、
その晩は、泊まり込みで、暖めるということで、
こんな、屋外用の暖房機まで、用意されました。
d0053605_19482499.jpgさて当日、寒さ対策で、着膨れ状態で、現場に行ってみると・・・。
これから、塗る土自体が、凍って氷の粒が、光っています。
結論としては、やはり、無理ということになり、壁土塗りは、来年の暖かくなってから、一番最後にまわすことになりました。
がっくり。。。なんだか、力抜けちゃいました。
でも、また、完成が遅れるとなると、諸問題が・・・。
頭痛い...

引越ししても、家具を壁に付けないで置いて、荷物に囲まれて生活と言うことになるかも。
by madokae | 2005-12-16 19:56 | 伝統工法の家づくり

上棟式当日 12月8日

遅れ遅れのアップとなりますが・・・。
 
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12月8日、ようやく、上棟式までこぎつけました。
この日も、よい天気に恵まれました。
前日は、上棟式の用意で、行けなかったので、工事はぐっと進んでいました。
建物には、足場も組まれています。

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北側から見た様子です。
d0053605_14381285.jpg工務店の社長と奥さんとお子さん、
設計や打ち合わせなどを担当してくれたO君、棟梁、棟上げに駆け付けた大工さん達、基礎工事の親方、水道屋さん、屋根屋さん、
材木屋の社長と大黒柱に吉野杉をサービスしてくれたKさん、材木の仕入れ先の材木センターの人、
旦那のお父さん、手伝いに駆け付けてくれた私の姉、妹、多くの人が集まりました。
式は、建物の四隅を、洗い米、塩、お神酒で浄めた後、お供物を並べた祭壇のある2階にあがって行いました。
大工の棟梁が、祝詞をあげてくれて、皆で、榊を奉納して、今後の工事の無事を祈りました。
棟梁と言っても、ここの工務店では持ち回りで、彼は初めて、ちょっと声が震えていました。

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料理は、前の日に、姉妹3人で用意しました。
寒いので、豚汁、ダッチオーブンで、ローストチキン、
妹が作って来てくれた豚の角煮(彼女の18番で、美味しいの)
他には、生春巻き、チーズのサーモン巻きなどのオードブル盛り合わせ。
お刺身は、魚屋さんに注文したもの。
赤蕪、白蕪の紅白の漬け物、漬けたての白菜漬け、
そして、その場で、せいろで蒸した、竹皮に包んだ中華おこわ。


d0053605_15101678.jpgダッチオーブンの番をする妹。寒そうです。
燃料が、思ったより早く燃え尽きてしまい焦りました。
忙しくて、写真があまりありません。他の人が撮ったものが手に入ったら、編集しなおします!
上棟式が終わって、やれやれですが、この寒波の中、土壁塗りが、無事に終わるか心配です。
by madokae | 2005-12-13 15:24 | 伝統工法の家づくり

上棟中〜

12月7日、3日目の様子。
家らしくなってきました。
普通の家より、ずっと太い柱、どんな地震にも耐えそうです。(どこぞのマンションとは違って)
土台は、腐食や湿度に強い栗の木、柱、梁は、地元の杉、西川材で、
大黒柱は、材木屋さんの計らいで、吉野杉をいれてもらえました。
ちょっと、小さいけど、どっしりとした、家になりそうで、住む人間が、負けないようにしなくては。

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by madokae | 2005-12-11 18:09 | 伝統工法の家づくり